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2016/02/04 | 微生物のエサ

二十四節気のはじまり、第一節気である立春を迎えた。


七十二候、第一候


東風凍を解く(はるかぜこおりをとく)


2/4〜8日頃。


この時期特有のあたたかい春風が、東や南の方角から吹き


冷たくもあたたか過ぎもせず、


心地よい風に肌をなでられるのどかな日々という意。

 

 

 

そろそろ温かくなってくる前に


ガーデナーとして備えておきたいこと、寒肥(かんごえ)。


寒肥(かんごえ)を施すのは、1月〜2月ごろ


芽が動き出す前、寒いうちに肥料をやり土壌になじませておく。


これは、芽も動かないし根もお休み中ということで


土中で地味にシゴトをしてくれてる微生物たちへの準備である。


彼らも今の時期は寒くて動くには腰が重たい。


温かくなってきてから「分解というシゴト」を依頼しても


円滑にこなしてもらえない。彼らだって段取りがある。


誰だって急なシゴトの依頼は嫌なはずだ。


だから今のうちに依頼だけしておこう。


“植物に栄養を与えるために肥料を施す”というよりも


微生物たちにシゴトを依頼すると言った方がシンプルだ。


ところで肥料の施用範囲だが、幹の根元近くではなく


枝張りに合わせ円周上にまく。


なぜなら地上部の枝張りに合わせて


地下の根も張っていて、太い根から別れた細根から水分や養分を吸収しているから。


補足だが、樹木の樹高や直径に比例して根張りも大きくなっている。


これを踏まえると、その細根を目掛けて施用すると良い。


また遅効性の有機肥料は、まさしく寒肥(かんごえ)に向いている。


有機肥料は植物に直接吸収されず、まず土壌微生物のエサになる。


微生物が活発になると有機質の分解がすすみ、腐植質が増える。


そして土が団粒化(→土の団粒構造)し、土の質が良くなる。


つまり、有機肥料には土壌改良の効果があり


植物が元気になる。


しかし、肥料のやりすぎは


病害虫を発生させる要因になるので栄養過多はよくない。


そう、人間も富栄養化によって肥満や成人病などと一緒と


考えると解りやすい。


また、無機肥料は固形や液体のものが一般的でお手軽だが


土の団粒構造には不向きなので有機肥料をオススメしたい。


なぜなら無機肥料は人間でいうサプリメント、


健康補助食品といったところで解釈してもらえるとありがたい。


この他にもこんな話を聞く。


化学肥料・無機肥料ばかりで植物を育てると


土壌微生物が食料不足になって衰退するとのこと。


微生物といっても生物に変わりないから有機物の食料が


ないと生きていけない。


そうなってくると微生物が途絶え、ミミズも減り土が硬くなってしまう。


大自然の森林は、有機物である落ち葉や枝、微生物の住処やエサとなる。


他にも生物の死骸など様々な有機物がある。


それを分解して窒素、リン酸、カリウムと


植物に必要な三大栄養素などを供給している。


その他にも、生物多様だから


いろんなはたらきがある。


こうしてみてみると、人工的より自然のチカラは計り知れないほどの


役割があり奥深い。

 

以前、水質浄化の仕事で微生物のはたらきが大きいことを知ったが

 

水の中、土の中、空気中、または人間の体の中と

 

目では見えないところで微生物たちは大活躍している。

 

そんな彼らの行動を良く追及してみたいと思う。

 

その前に寒肥(かんごえ)を施用しなくては!

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