72の季節

お問い合わせ

News

Event

Concept

工事メニュー

case

voice

landscapeからのご提案

  • 収穫のある庭
  • 古材でDIY
  • 週末キッチン

Column

72の季節

STAFF

Flow

Landscape Kinoya

ランドスケープ季の屋

〒481-0045
愛知県北名古屋市中之郷南72
FREE:0120-97-6685
TEL:0568-27-9533
FAX:0568-22-9911

■設計室
愛知県北名古屋市中之郷67

> 会社概要 > アクセス

facebook

2016/02/14 | リセットする。

 

魚氷に上る(うおこおりにのぼる)


2/14〜18頃。


厚い氷も薄くなり、割れたところから魚が飛び出す頃という意。


満作(マンサク)や雪柳(ユキヤナギ)の早春の花が咲き、


立春後だが肌寒さが残る日々を彩ってくれる。


深緑の中に咲く椿の花が森の中の灯りのようで印象的。


立春としてはこの頃までの期間をいう。


2/14、バレンタインデー。


聖人バレンタインの祝日と古代ローマの祭りが結びつき、


愛の告白や贈り物をする風習になったと。


チョコレートをプレゼントすることで日本にもほぼ定着した。


バレンタイン、英語で書くとvalentine。


発音はヴァレンタイン、


前歯を下唇にのせて「ンヴァ、ンヴァレンタイン!」


……。

 

 

2月も中旬、ちょうどこの頃になると


庭シゴトの芝焼きをする。


ええ!芝を焼くのか!?


大丈夫か!?


と、ビックリして腰を抜かす方もお見えかと。


当然、青々と一番見応えのある時期に焼いてしまうわけではない。


先ほどでも述べたように、春を迎える準備としてこの頃に焼く。


芝火ともいう。


日本三大名園のひとつ、岡山の後楽園の芝焼きが有名。


後楽園の春を迎える風物詩で、焼いた後は黒の焦げが一面となることで


「黒のじゅうたん」が印象的。


さて、何のために芝を焼くのか?これは何とも奥深い。


昔のヒトは凄い、いちいち感心してしまう。


簡単に言ってしまえば、一年間の疲れをリセットするようなもの。


人間でいうデトックス。


樹木でいう落葉、これは一年で葉を落とすメカニズム。


常緑樹も落葉樹も。


“疲れ”をリセットしている。


芝生も一年通して色々疲れが出ている。


先ず、芝刈りで刈り残したカスから病菌が沸く。


茎葉(けいよう)を食害してしまうシバツトガの幼虫に

 

土の中に潜伏される。


また風が吹き、飛んできた雑草の種子が芝生の上にゴロン。


鳥たちも大空の下、大胆に飛行しながら


種子の入ったフンを芝の上にポトン。


彼らはわざわざ芝を狙ってるわけではないが。


他所から来た種子はやがて芽を出したり、


悪そうな菌や虫に虐められたりと


これじゃあ、芝さん達は心外だ。


動けない芝は疲れ、いやストレスが溜まっている。


そんなストレスを取り除き春を迎えるため、


また一年の始まりとして新緑を元気よく芽吹かせるために


芝焼きをする。


このように芝は部外者から占有されないためにも、


手をかけてあげることで次の一年“芝生”として


務めることができる。


もう一つ、とっておきのがある。


草木灰(そうもくばい)というものだ。


これは、カリウムと石灰分を含んだ肥料になる。


冬場に枯れた芝の葉を燃やすことによって


草木灰というサプリメントに生まれ変わる。


植物の三大栄養素の一つ、根っこに効果的なカリウム。


ph値を調整してくれるアルカリ性の石灰。


とまあ、至れり尽くせりだ。


春から晩秋にかけて幾度かの散髪(芝刈り)、


芝焼きにエアレーション。


年間、世話づくし。


これぞ手塩にかけて育てるというもの。


お芝生様。


ああ、お芝生様。

 

一覧へ

  • 次へ
  • 前へ

お気軽にどうぞ!

お問い合わせ