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2016/03/25 | 花咲くということ

 

桜はじめて開く(さくらはじめてひらく)


3/25〜29頃。


桜前線が北上し日本中で待ちわびた桜の開花の知らせが


届き始める。


朝桜、朝露をおびて清らかな朝の桜。


花明り、桜の花が満開で夜の闇がほのかに明るい。


花筏(はないかだ)、水面に桜の花びらが集まり


筏のように流れてゆく様。


花見、もともとは邪気ばらいの行事。


「さくら」は「神さまが宿る木」という意味もあり


開花は神さまがやってきた印。


たどたどしくさえずっていた鶯(うぐいす)も、


のびやかに声を響かせる。


新年度に向けて気持ちを切り替える季節。

 

 

 

400℃の法則と600℃の法則がある。


これは桜咲く、開花時期の積算予測の法則。


2月に入ってから


1日の平均気温を足していき400℃前後になる頃に開花。


また、1日の最高気温を足していき600℃前後になる頃に開花。


というサクラの開花を予測する積算方法らしい。


これは、今までの気象庁のデータ統計を目安にしているとのこと。


花見を楽しみにしている我々にとって


簡単に計算できてわかりやすくて良い。


さて、休眠打破という言葉がある。


これは植物が冬の休眠期に低温を一定期間さらされることで


発芽する、もしくは休眠から目覚めるというメカニズム。


桜の開花のプロセスを見てみる。


まず季節変化、


晩秋→冬→春→開花


となる。


そしてメカニズム、


休眠→休眠打破→生成→開花


となる。


夏に形成された花芽は冬休みに入る。(休眠)


先ほども述べたように冬の低温にさらされることが


ポイントでその後早春の気温の上昇と共に開花の準備に入る。(休眠打破)


3月に入り気温がポカポカと温かい日が続く。(生成)


そして待ちに待った開花。


四季のある日本だからこそ桜の開花が非常に綺麗とのこと。


暑い夏、落葉の秋、休眠の冬、そして華の春。


暑いなぁと感じたり、冷蔵庫の中にいるように


低温にさらされて寒いなぁと感じたりと


この季節変化が植物の美しい姿をつくりあげる要素でもある。


僕も花やハーブ、植木のタネを採取した後


冷蔵庫で保管する。冬の寒さから温かい春の到来を


ハッキリさせるために。そして発芽。


発芽の一番大事なのは、やはり気温。


その植物の適正の気温がないと発芽しない。


以前、こんな実験をしてみた。


夏に採れたトウガラシのタネを冬に蒔いてみた。


そしたら何日も経っても当然発芽しない。


夏の植物だからだろう。


じゃあ、それならトウガラシの発芽環境を整えて


試してみた。熱帯魚の水槽にライト、ヒーター


外部からの冷たい熱伝導を遮るための断熱材を


水槽を覆うように貼る。その後一週間が経過したのち


見事発芽。


だがしかし、ダメだった。


双葉が出て間もなく


断熱材を取ってしまい、


寒さに耐えれずしおれていき


やがて枯れた。


断熱材を取らなかったらどうだったか。


うまくいったか?と考えると


ある程度は成長するが


やはり、30℃を超える夏のギラギラ太陽さんに


お願いしたほうがトウガラシの生育のためになる。


四季の季節変化、植物のメカニズム


彼らはちゃんと知っている。


自分の適正な生育環境を。


サクラの生育環境も同じではないか。


メリハリの季節変化で毎年迎える晴れ姿。


このメリハリの季節変化がない国では、


サクラの開花が日本より劣るという。


ということは日本の特権だ、


少々大袈裟かもしれないが


“ここでしか咲かない花”と言える。


これは、素晴らしいことだ。誇りに思おう!


日本代表格のサクラ、国花と言えよう。


この国に生まれ育ってよかったと思う。


庭シゴトやガーデンを通じて歴史ある植物のイロハを


学べることで感性を豊かにしてくれる。


また、暮らしの知恵やヒントになる。


しかし、環境の変化によって


サクラもボケる、狂い咲きする。


咲き頃でない時に咲いたりする時がある。


おかしい。


温暖化やヒートアイランド現象のせいなのか。


何れにせよ、植物たちのリズムが狂ったからだ。


ということは、悪い環境変化が起こったのではないか。


狂い咲きによって


彼らが知らせてくれる。


彼らは言葉が通じない分


カラダで表現してくれる。


「今年は、ちょっと違うよ……。」


というメッセージを込めて。。

 

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