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2016/04/25 | 繋げたい未来へ、守りたい文化。

 

 

霜止んで苗出づる(しもやんでなえいづる)


4/25〜29頃。


急に冷え込んで霜が降りるような季節も、

 

ここまでくればもう終わり。


田植えの準備がすすみ、


品のある藤の花の紫色が目に入る。


春も深まり花々がにぎやかになり、


あちらこちらに活気のあふれる季節に。

 

 



そろそろ田植えの時期になる。


この時期に籾(もみ)を蒔いて


発芽した稲の苗を田んぼに植え付ける。


我が家では、いつもゴールデンウィークの時期に


種蒔きをする。(籾蒔き)


今では、機械で田植えをするのが一般的になっているので


種蒔きと言っても、専用のトレーに籾を仕込む。


その出来たトレーを持って、苗床に着ける。


こうして約一ヶ月くらい苗を育てる、


20㎝ほどまで成長したら


いよいよ田植え。


今年は、いろんな家族の方と一緒に田植えが出来ればと思い


只今、企画中だ。もちろん手植え。


『田植え体験』と題して


ドロドロの中裸足で田んぼに入り順番に植えていく。


子どもたちは、キャッキャと声をあげ


夢中になること間違いないだろう。


考えただけで面白そうだ。


ぜひ、田植えの経験がない方はお子様と一緒に


良き思い出を残してもらいたいと思っている。


原始的なやり方だが、いつも食卓に並んでいるご飯を


食べれるありがたさを今以上に思って頂けれるのではないだろうか?

 



幼少期の頃は、田植えや稲刈りはおじいちゃん、おばあちゃんが


やるものだと思っていた。


だが、世代が変わって自分の代までもうすぐ。


だんだん実感が湧いてくる。


ただ、


身近では、田んぼの切り盛りが大変な為


少しづつ手離す方も出てきた。


JAの農協委託に頼る方が増えてきたのだ。


JAは流星の如く現れ、大きな機械を用いて


仰々しく苗を一斉に植え付ける。


水面しかなかった田んぼはすぐさま


緑の苗で一面を飾る。


その手際の良さと迫力には圧巻。


コーナーの入隅の部分も


無駄なく機械を操り納めていく。


その技術力には脱帽できる。


しかし、関心はできるが僕は


こう思う。


このまま、ご近所さんは農協さんに頼っていくのだろうか……。


なんだか寂しく思う。


その上、農協さんに委託すると報酬として


採れたお米は全部取られてしまう。


うぅ……。


手拭いの似合う腰の曲がったおじいちゃん、おばあちゃんが


築いてきたもの。


儚くも無念に失われていく。


何とか、引き継いでいきたい。


完全に引き継ぐのは難しいと思うが


少しでも僕らの世代でも手をかけたい。


“植と食”をテーマに


植物で食をつくる、いわば生きるための術。


人間は古代から暮らしを営むための源であったはず。


“未来におくる美しい自然”の本当の意味を考える。


森林や雑木林などの里山の自然保護だけではなく、


長い年月をかけて築き上げられてきたもの


また自然と共に生きる知恵や文化、


豊かな感性を育む母体を未来に送るべきではないかと思う。


自然の中で心を通わせながら暮らしていく、


これを本当に理解できる日は遠いかもしれない。


だが、今僕らに課せられたことは沢山あるが


できることから少しづつ挑戦していきたいと思う。


お庭からでいいから少しづつ。

 

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