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Landscape Kinoya

ランドスケープ季の屋

〒481-0045
愛知県北名古屋市中之郷南72
FREE:0120-97-6685
TEL:0568-27-9533
FAX:0568-22-9911

■設計室
愛知県北名古屋市中之郷67

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2016/05/21 | モノの価値は何で決まる?

 

蚕起きて桑を食む(かいこおきてくわをはむ)


5/21〜5/25頃。


着物の絹の糸を作ってくれる蚕が、


桑の葉を盛んに食べて成長する時期。


華奢で真新しかった新緑も、


徐々にたくましい濃い緑色に変化していく。


夏のエネルギーがますます強まり、


初夏という言葉がしっくりくる季節。

 



二十四節気の第8節気の


『小満(しょうまん)』5/21頃。


季節が夏へと移り変わっていき、


いのちのエネルギーも満ちて様々なものが


いっそう活動的に。

 



蚕(かいこ)といえば繭(まゆ)、


繭からできた絹。


絹を言い換えると、シルク。


おー、


だんだんと上品な感じになってきた。


そのシルクは、蚕が作ってできているなんて


想像しがたい。


なぜなら蚕は、人間からは忌み嫌う容姿だからだ。


しかし、その蚕が生み出してくれる絹は


我々人間にとって非常に重要な財産であり、


また文化を作り出し、歴史深く名を残しているので


看過できない。


「シルクロード」


昔、漢の国からローマ帝国へ


“絹が運ばれる道”として知られている。


昔は、金と同等の価値があった程という。


贅沢品だ。


以前、

 

百姓ガーデナーの僕でもシルクでできたパジャマを着ていたことがある。


百姓風に言うと寝巻き。


何とも言えない、肌触り。


ツルンとしていて、その上ツルンとしている。


そしてツルンとした感じかな。


つまり、ツルンとしている。


……。


は、肌に優しいだけでなく


吸水性に優れているので汗を吸ってくれる。


それから季節問わず、心地の良い温度を保ってくれる。


これなら快眠間違いナシだ!


ところでこの絹は蚕さんが作ってくれているものだが


その蚕さんは、どうやら桑の葉が好物らしい。


桑の木は、実も美味しく葉もお茶に利用でき


なかなかの優れもの。


以前、この季の屋でも桑の木を


販売していた。マルベリーという商品名で。


栄養価に断然優れ、酵素のはたらきも非常に有能な桑の木は


この中之郷(なかのごう)の美人なおばちゃま達に


瞬く間に知れ渡り、すぐさま完売となった。


特に女性の方は


いつになってもキレイでいれること、


健康でいれることに目がない。


「そんなにキレイになってどうするんですかー。」


「何言ってるのー、人生これからよ。」


…笑!


とポジティブな中之郷の民。


この中之郷では、百姓の方が多い。


きのや事務所の西に広がる田畑がその証だ。


名岐バイパスのR22より一本中に入ったところに


この中之郷がある。


名古屋都心まで、ものの20分程で


いけてしまう距離だが、そんなに近代的ではなく


また、片田舎ほどでもない中途半端な町だ。


そんなこの町でも食糧を生産し、


それを食すために、また出荷するために


お百姓さん達は狩りにでる。


“ファームロード”を通って。


自分の持ち場へと足を運ぶ。


備中(びっちゅう)をもって歩くヒト、


長靴を履いて台車を押していくヒト、


時には、自転車で畑へいくヒト、


隣町から車でくるヒトと。


きのやのブラインド越しにその光景がよく目に入る。


来る日も来る日も、何往復して。


せっせこせっせこと汗水たらして、働いている。


ファームロードは素晴らしい光景を創り出している。


お百姓さん達は


「貧乏暇なしだ。」と言っているのを


よく耳にするが、とんでもない!


コツコツ真面目でココロ豊かで


使えるものは使う。再利用する。


リメイクする。そういったことで


モノを大事にするココロが芽生えてくる。


僕も百姓の血が流れているせいか、


要らなくなったモノでも


「ちょっと待てよ。」と考える。


考えて考えた結果。


これをこれと組み合わせてこうする事によって


こうなる!


とリメイクして今までのモノに


新しい魂を与えてあげる。


そして生まれ変わる。


蚕から絹ができるように


想像を絶して生まれ変わる。


新しく生まれ変わったモノには


今まで以上の愛着が湧いてくる。


これは楽しい。


だがしかし、これには欠点がある。


僕には断捨離ができない。

 

できないというか


したくない。


これはあとで使える。


後で素晴らしいカタチとなって


息を吹き替えすだろうと格好の良いことを


並べて、モノを捨てずに残している。


これを繰り返していると


モノがどんどん増えていき


いずれは


ゴミ屋敷に…。


季の屋はゴミ屋か!


良くテレビで取り上げられているのを


たまに見るが、あれは断捨離ができないわけではない。


只のだらしない者であるからどうか一緒にしないで欲しい。


ただ、僕も何でもかんでもモノを捨てずにいるわけでもない。


一応、良く選定している。


後々、風化して良い味を出してくれるモノに限っている。


主に、木材と金属の鉄。


この2つは特にナチュラルガーデンに非常に合うアイテムだ。


錆びた鉄、色あせた木材、


植物と良くマッチする。


こうやって、記事を書いていると


捨てずに置いた数々のアイテム達を思い出し


頭を巡る…。


そうだ、あれとこれをこうすれば良いのか、


それともこれを使うべきか……。


うーん、


と今日も


僕はマユをひそめる。

 

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