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2016/06/05 | 鎌で構う。

 

蟷螂生ず(かまきりしょうず)


6/5〜9頃。


カマキリの卵が孵化して、幼虫が一斉に出てくる。


湿気を帯び始めた空気が、


盛んに小さな命を育む。


富士山の雪も溶けて、だいぶ夏の山らしい姿を見せる頃。


クチナシの花の香りが口の中まで届きそうな甘さ。

 

 

二十四節気の第9節気


『芒種(ぼうしゅ)』


いよいよ梅雨を迎える。


稲の細くとがった「芒(のぎ)」のある穀物が


植え付けの時期に。


そう、田植えの時期の到来だ。


恵みの雨を受けて植物や木々は喜び、


手を伸ばすようにグングン成長する。


カマキリや蛍など、虫もたくさん出てきて


それを鳥たちも忙しくなる。

 

 

カマキリはカマがある。


獲物を捕らえるための強靭な凶器。


そんな鋭い凶器で捕らえられた獲物は、


逃げようと抵抗するが、全く応えず


やがて力尽きてムシャムシャムシャと…。


うぅ……。


よく僕の祖母もカマを持って獲物を捕らえていた。


いや元い、カマを持って庭シゴトしていた。


そのシゴトとは鎌で草抜きをすることだ。


この時期になると毎日の庭シゴトの雑草の除草がある。


雑草を取っても取っても生えてくる。


雑草がとってもとっても生えてくる。


……。


小さな頃は、祖母の草抜きのやり方なんかに


感心がなかった。


手に持ったカマで草を根元でカットしているかと


思いきやそうでもなかった。


カマの先を土にさして


もう片方の手で草を摘み


根こそぎ取っていたなんて


思いもよらなかった。


草を根元でカットしたら根っこが残る。


そしたら生命力の強い雑草は、


再び地上にカオを出す。


だから、効率良く草抜きするのであれば


根こそぎ取ることが賢明。


祖母の持っていたカマは柄も刃も小さめ。


おそらく、草抜き用にしていたのだろう。


ガーデナーの僕は、祖母の持っているカマより


さらに小さいものを愛用している。


柄の長さは、ちょうど握ったコブシに納まるくらいの。


刃のつくりは、草を刈るためには作られておらず


刃の先端が土に刺さるだけの目的なので


切れ味は特にない。


そして、何と言っても良いのが


刃のあのカーブ。


なんだろう?あの曲がった造りが


絶妙で草抜きのシゴトがしやすい。


草の根元に狙いを定めて、土にさす。


それから穿り起こしながら草を摘んで、


抜く!

 

い〜ち、

 

にー、

 

さ〜ん、

 


よんっ!ってね。

 

ん?ダー!にすれば良かったかな。


こ、このように


草抜きはリズム良く抜いていくことで


夢中になれる。


除草する前は、雑草だらけのお庭を見て


ガックリ。。


だがしかし、抜き出すと結構楽しいもんだ。


時を忘れて夢中になれる。


嫌なことも忘れれる。


草を抜いた分だけ嫌なことも取り除けれて


一石二鳥。


きのやの植栽帯の草抜きの時は、


全部は取らない。


特に1cmも満たない草は。キリがないというか。


だいたい、3、4cmくらい成長した草に限る。


なぜなら取りやすいからだ。


小さい草は、取った手応えがあまり感じられず


取れた量も少ないので達成感をあまり味わえない。


だから、小さめな草は取らないことにしている。


だが、草抜きを終えて安気にとらわれていると


彼らは、ものの数日でグングン成長する。


他の草花に紛れて


さも、カモフラージュしているかのように。


僕らガーデナーから身を隠しながら、


密かに過ごしている。


でも、僕は知っている、隠れているのを。


僕は、見逃さない。


フフ。


僕「そこに隠れてる!!」


草「わあ!見つかった!ひえ〜!」


僕「抜いてやる!」


草「どうかカマわないで〜!」

 

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