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2016/07/12 | 蓮の文字がつく植物

 

蓮始めて開く(はすはじめてひらく)


7/12〜16頃。


蓮が水面から茎を伸ばし、大きなつぼみを開く。


朝6時頃から咲き始めて、


お昼にはしぼんでしまう早起きの花。


夏野菜が美味しい季節。



旧暦でこの7月にお盆を行う地域もある。


風鈴の音がどこからともなく


聞こえ始める。



蓮(はす)と睡蓮(すいれん)と見分けがよく違っている。


蓮と睡蓮と混同になっている人は少なくないだろうか?


蓮といえばレンコン、


葉の特徴は丸い。


一方、


睡蓮の葉は切れ込みが入っている。


それが大きな違い。


睡蓮は羊草(ヒツジグサ)とも言われ


午後2時頃“羊の刻”から開花するところからが


名前の由来だが、実際の開花は朝から夕方まで。


え!?


2時頃開花するんじゃないの?


これじゃあ、覚えにくい。


個人的には、葉の切れ込みが入ったカタチから


羊の足跡に似ているから“ヒツジグサ”の睡蓮と覚えている。


うん、この方が覚えやすい!


でも、


もう他にわかりやすい特徴はないのかな?


あ、あるよ!


もう一つの見分け方として


花の咲き方だ。


睡蓮の花は、水面際で咲くが


蓮の花は、茎を伸ばして咲く。


同時に葉も上に茎を伸ばす。


大体の見分けとして


葉も花も水面際であれば“睡蓮”(すいれん)。


葉も花も水面より茎を伸ばしていれば“蓮”(はす)。


と一目で区別がつく。


おお!なるほどこれはわかりやすい!


と、


いつからか1人問答だが……。


……。


ど、どちらにせよ、


両者は優雅で品がある。


それからまた、仏教の象徴とされている蓮は


お釈迦様が台座として用いられているのでも強い印象がある。


彫像や絵画、仏像などを見ても


お釈迦様は蓮の花の上に堂々と座っている。


なぜ、台座は丸く座りやすい葉ではなく花なのか?


また台座の花は、茎が伸びていないが睡蓮ではないのか?


と素朴な疑問を抱いてしまう。


丸く座りやすい葉の上ではなく、


華麗に開花した花の上に大胆に座るのは


悟りを開いた証しだからなのか?


色々と気になってくる。


仏教にはこんな教えがある。


泥水で綺麗に開花する蓮、


泥水じゃないと見事に開花しないという。


これは人間の煩悩に喩えているという。


以前、隣のお寺の住職の説教では


人間の苦難、悲しいこと、辛いことがあってこそ


生きるということ。


そういう経験を経て華やかな時もある。


だから、泥水から凛と咲き誇る蓮が象徴とされているという。


うーん、奥深い。


台座の花の茎が伸びていないが、

 

これは蓮ではなく睡蓮ではないのか?と


言っていた自分が恥ずかしい。


でも、台座は丸い葉の方が座りやすいと思うよ。


なんて、まだ言うか!


と、1人ボケツッコミ……。


……。


さ、さて、この釈迦の象徴の蓮華座(れんげざ)だが


蓮華(れんげ)から蓮(はす)の花に似た蓮華草(れんげそう)が連想できる。


この蓮華草は、ハス科ではなくマメ科の植物で


蓮とは全く違う植物である。


ただ、蓮の花に似た花を咲かせる。


この蓮華草だが、


なかなか面白いはたらきをする根っこを持っている。


何かというと


根粒菌(こんりゅうきん)が宿る根っこを持っている。


何だ?根粒菌とは?


これはというと、


マメ科植物特有の根っこで


根っこ小さなコブがいくつもある。


その中に根粒菌という微生物が住んでいるという。


そしてその微生物が植物にとって


良いはたらきをしてくれるというのだ。


彼らは、空気中の窒素を


植物が取り込みやすい硝酸塩に変換し


供給している。


窒素は植物の三大栄養素でもあるからね。


確かに


マメ科のアカシアやネムノキ は窒素分が多く供給されているせいか


成長が比較的早い気がする。


植物の三大栄養素のチッソ分は


葉を多く茂らせる役割がある。


したがって光合成が


活発になるため生育が早いのだと思う。


だから、根粒菌といわれる微生物は


マメ科の植物に宿るが


その宿主から栄養をもらって生きている。


すなわち共生。


稲作では、田んぼにこの蓮華草(れんげそう)を植え


土を起こす時に一緒に鋤き込んで緑肥(りょくひ)にするという。


それにしても


植物というのは、我々人間にとって大いに有益であり


その力は計り知れない。


蓮といえば仏教の象徴であったり、


レンコンといえば食糧であったり、


マメ科の根粒菌のはたらきであったりと


知れば知るほど奥深い。


今回『蓮』に絞って見てみたが


植物全体からするとごく一部。


もちろん食物しかり、習わしや由来、喩えなど


人間にとって植物は必要不可欠な存在であり


これが無いと不都合を生じると言っても


過言では無いハズ。

 

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