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2016/07/22 | 入道雲

 

桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)


7/22〜27頃。


桐タンスで馴染みのある桐が


かたい実を成らせる。


明るい黄緑色の芭蕉の葉が風に揺れ


のどかな景色を彩る。


梅雨が明けた夏の立ち上がりは


湿気を伴い、蒸し風呂のような陽気が


しばらく続いて体力のいる頃。

 

夏の土用の頃は暑さが厳しい。夏バテしないよう


精のつくものを食べる。


一年で最も暑い季節の


『大暑』を迎えた。


二十四節気、第12節気。


太陽がギラギラ強く眩しく肌を焼く。


空にモクモクと広がる入道雲。


あたりは蝉の声でいっぱいに。

 

夏の日差しは、痛い。


この時期、太陽は容赦なくギラギラと照らす。


照らすというか僕らを焼きつける。


涼しい部屋でデスクワーク終え、車で外出するときは


覚悟が必要。


なぜなら車内は灼熱だからだ。


炎天下で車内の温度は50℃近くもある。


車のボディーカラーにもよるが


やはり蓄熱が優れているのは黒色。


熱の吸収率が良い。僕が今愛用している車は


青色のボディーカラーだが、


白色に比べたら熱の吸収率が良いはずだから


黒色の吸収率に近い。


また、ダッシュボードの最高温度は


75℃を超えるという。


これじゃあ、熱いわけだ。


ハンドルを握れない。


「熱っ!」と


決まって声を出してしまう。


だから、すぐに出発できない。


その上車内はサウナ状態。


先ず僕は、車の全てのドアを全開する。


トランクも。


そして、窓も全開にしたらエアコンは強風の


外気に切り替え3分ぐらい放置。


それで風が吹く日であれば好都合。


ようやくこもった熱を追い出すことができ


いざ出発。

 

でも、ハンドルやダッシュボードに溜まった熱は


なかなか放熱できずエアコンも温風。


皆さんも、このシーンは痛いぐらい経験されていることと思う。


この時は、素直に「暑い!熱い!」と何回も言ってしまう。


真夏にもなればいつも思うこと、


それは車に断熱塗装を施したいだとか、


何か効率的なモノは無いのだろうかと


断熱、遮熱、熱伝導のことをよく考える。


こんな時の夕立は、天からの恵みといえよう。


夕立は辺りを激しい雨粒で打ちつける。


ビックリするときもあるが、


家屋の屋根、アスファルト、きのやだったら植栽帯と


全てに天然シャワーを振りかけてくれる。


長くても1時間くらいのことだが


この夕立のお陰で、何だか生き返る。


地面を叩く音に気を取られ、


窓越しに外を見ると激しく打ちつける雨に


見とれてしまう。


そして、涼しくなる。


この夕立によって気化熱がはたらいて、


涼しくなる。


これは、お天道様がそろそろやっといた方がいいのでは無いかと


コントロールしてくれているのではと思ってしまう。


僕は、一年通してどんな天気が好みか考えると


やはり、晴れ!気持ちの良い快晴。


皆さんはどうだろう?


「曇り」と答える人は少ないんじゃないかな。


個人的には、快晴とは言ったものの


曇りも満更ではない。


夏であれば強い日射しを遮ってくれて


外出も楽になる。


かと言って雨が降るわけでもなく洗濯物も干せる。


何だかんだ、僕らにとって好都合ではないだろうか。


だから曇り空も、もうちょっと評価されてもいいような気がする。


ところで子供の頃、


部屋の窓際で寝そべって空を眺めたりもしたもんだ。


ボーっとしながら景色を眺めるのだが


いつの間にか


良く何かにフォーカスをあて


アウトラインを目でなぞっていた。


庭の池、庭の木々、庭の石畳、


それから借景になっているお寺、


お寺の屋根、


お寺の五葉松、もっと上にいけば雲と。


しっかりとディテールまで。


何も想うことなくボーっと。


これが意外と楽しめる。


雲を目で見てなぞり始めるとどうだろう。


さっきまでは、動かないものを目でなぞっていたが


今度は違う。だんだんと目でなぞるところが増えてくる。


つまり、動いている。


はるか遠くにあった雲が徐々に


僕の視界を覆い尽くす。


目でなぞりきれない。


辺りはどんよりと暗くなり始め、


いつしかポツポツと雨が降り、


次第に激しい雨に変わっていく。


これは、積乱雲という雲だった。


いわゆる「入道雲」。


この雲の高さといえば15000メートル以上にも及ぶという。


ふ、富士山5個分か!


でかいな、そりゃ目でなぞりきれないはずだよ。


例えば、入道雲が青空をバックに見えている時は


見ている人からの距離は何十キロも離れたところに


あるということになる。


また、夕陽に照らされる入道雲を眺めては


自然の雄大さ、


それから人間の小ささを強く感じる。


大人になった今、物事の見方が変わった。


当然だが成長したんだなと。


でも、人間は直面した嫌なことの出来事に耐えきれず、


その時に沸き起こった感情に支配され


すぐに自分を見失ってしまう弱い生き物だと思う。


こんな時は、大きな空を見上げれば


あの大きな入道雲が教えてくれる。


悩んでたちっぽけさを。

 

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