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土を知る、〜土の団粒構造を目指して〜

土を知る

 

〜土の団粒構造を目指して〜


植物を植える上で必要不可欠なベースである土、


この土を先ず知ることから庭シゴトが始まる。

 

 

Check1!


「粘質土(ねんしつど)か砂質土か(さしつど)か。」


土を水で濡らして、指先でこすってみる。


ヌルヌルしたら粘質土、


ザラザラしたら砂質土。

 

 

Check2!


「石が多いか少ないか」


剣先スコップを足で踏み込み、刃サジ部がマルッと


入るか否か。

 

 

Check3!


「土層が深いか浅いか」


どこか数箇所50冂、深く掘ってみて


硬い層がどのくらいの深さか。

 

 

と、上記のcheckが基本となるわけだが、


先ず粘質土(ねんしつど)。これは肥料の持ちが良いが水はけが非常に悪い。


その上粘性が高いと根が張らない。


次に砂質土(さしつど)。水はけが良いが肥料持ちが悪いと対照的。

 


ではどのような土づくりをすればいいかと言うと、

 

●粘質土(ねんしつど)には、砂や繊維質の多い堆肥を混ぜる。


→砂、ワラ、ヤシガラ、ピートモス、モミガラ

 

 

●砂質土(さしつど)には、赤土や黒土、これもまた繊維質の多い堆肥を混ぜる。


→赤土、黒土、ワラ、ヤシガラ、ピートモス、モミガラ

 


要するに、粘質と砂質のバランスを取ることになる。


次に、牛フンや鶏フンなどの“栄養堆肥”と


腐葉土や落ち葉やバークの“フカフカ堆肥”を混ぜる。

 

 

 

 

 

Check2の石だが、これは出来る限り取り除く。


大きい石なんてもってのほか、小石までも(1僂曚)


ふるいにかけて取り除くとなお良い。


地味なシゴトだがコツコツと入念に行うと


スコップが気持ちよく入る。


植え替え時も、小石がたまに出てくるがその時も


すかさず取り除く。

 

 

Check3の土層の深さを測る。


表土より10僉20僂曚匹嚢鼎ち悗出てくる場合、


土を柔らかくするために耕す。ほぐす。起こす。


スコップで歯が立たない時は、ツルハシやバール、備中(びっちゅう)を


使うがかなりの重労働になる。


身体が徐々に熱くなり汗が滴り落ち、息を切らす。


悪戦苦闘の結果、秘密兵器である電動道具のハツリ機を


使うとシゴトが早いし飽きない。その上めげない。


こうしてCheck1で挙げた有機物を鋤き混んでいく。

 

 

と、このように施用していくとオーガニック用土と言われる土になる。


オーガニック…巷ではこの魅力的な言葉を


化粧品や健康、美容と多面に乱用しているように思える。


オーガニックとは、有機物のこと。


ただそれだけ。


また、有機=無農薬ではない。


世の中、イメージが先行して勝手な解釈で混乱を招いている。


オーガニック農産物にこだわるのであれば、

先ず有機JAS規格マークの有無を確認すること。

 

 

さて、オーガニック用土だから良いと言う結論ではない。


土づくりにおいて一番注目したいのが「団粒構造」。


これはどのような特徴かと言うと、土がつぶつぶの状態で


大小様々な大きさの団子の集まりで空隙(くうげき)、すき間があること。


軽く湿り気を帯びベッタリと手に泥がつくことがないことから、


水はけがよく、保水性・保肥性に富んでいる。


また、空隙(くうげき)によって植物の根が呼吸するのに


酸素を供給できることから通気性が良い。

 

 

では、どのように団粒構造をつくるかというと


生物たちにつくってもらうことになる。


微生物によって分解された有機物、ミミズの糞尿、


粘液などが土の粒子を結びつかせ団粒構造ができていく。


つまりこれには、時間が要する。


一年、二年、三年と年月とともに


有機物を施用して土を年々育んでいくことが望ましい。

 

 

観察のポイントととして


ミミズが増えたかどうか、土を掘って確認してみる。

 

 


また、簡単な団粒構造の調べ方として


一つかみほど手に取り、軽く握ってみる。


塊になり揺すっても壊れないが、指で押すとポロポロと


粒状に壊れるのが団粒構造の発達した土の目安になる。

 

 

こうして有機物を混ぜ込んだからと言って完成するわけじゃない。


自然界の生物たちの力を借りて少しづつ土を育み、そして植物を育む。


そこには日々の観察が必要不可欠だ。

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